「聖地」の名は伊達じゃない!しまなみ海道サイクリング

なんか前回梅の花の話していた気がしますが、いつの間にやらもう5月。
クロスバイクですが、一応自転車も趣味にしていたりするので、学生時代の友人3名とともにゴールデンウィークにしまなみ海道に行ってきました。
今回は、その記録を簡単に。

自分が乗っている自転車の話とかもそのうち書きたいんですが、とりあえず今回はしまなみ海道に行ってきた話を。

しまなみの話も、企画編とかいろいろ分けてみてもいいんですが、ひとまず全体を写真で紹介します。

ちなみにしまなみ海道は片道70kmあまりです。ガチで自転車やってる早い人で3~4時間、普通に交通手段としてしか使ってない初心者で10時間程度というのが前情報でした。

初日

今回の日程は京都発で1泊2日。車に自転車積んで尾道まで行って、その日に今治まで自走して1泊。翌日に今治から尾道までまた自転車で走って、車に積んで関西に戻るという行程でした。

5月4日、5日というGWど真ん中に行ったので、まぁ車の多いこと多いこと。
ある程度余裕をもって計画はしていたつもりだったんですが、何か所かでピックアップして行ったりしたこともあって時間がかかり、尾道について出発の準備したころには午後4時を過ぎていました。笑

最初は、尾道から向島に向かいます。
ここは、短い距離ですがフェリーを利用。自転車込みで110円とお手頃価格。
新尾道大橋・尾道大橋と親子橋がかかっているのですが、新しい方は完全に車のみ、古い方は道がせまくて走りにくいみたいです。

やや雲も厚かったんですが、もう完全に夕方の雰囲気です。
これからフェリーに乗ろうかというタイミングの写真ですが、撮影時刻は16時半くらいでした。笑

フェリーで向島に渡り、走り始めました。
船とか見ると島っぽくていいですね。

大規模自転車道の看板に、サイクリストの聖地と呼ばれるしまなみ海道にやってきた実感がこみ上げてきますね。笑

そうして走っているうちに、因島大橋が見えてきました。

この橋は、車道の下に自転車道が作られていました。
フェンス越しなので、解放感はいまいちですが、ここならではのシチュエーションで新鮮でした。

因島に上陸すると、謎のモアイが……。

帰ってきてから調べると、どうもオートキャンプや宿泊のできる施設の一部っぽいですね。
広島とモアイのつながりは謎。

海沿いや島を突っ切る際の丘陵など、いろんな景色が楽しめます。

住宅街を抜けていきます。

上の写真のあたりで地元のおばちゃんと話す機会があったのですが、この時間から今治に向かうことを伝えるとかなり驚かれてしまいました。
(17時半くらいでした)

因島と生口島を結ぶ生口大橋にさしかかることには、いよいよ日暮れの雰囲気に。

真っ赤な夕日ではないですが、穏やかな夕暮れで、これはこれで綺麗です。

……と、生口島を走っているうちにすっかり日も暮れ、ここからは写真撮れていません。
片手間に撮るには暗すぎて(笑)

男女2人ずつで、普段そこまで自転車乗ってないメンバーもいたので、ゆるゆると進んで22時過ぎ(だったかな?)に何とか今治の宿泊先に到着しました。

2日目

今治国際ホテルという、今治駅から比較的すぐ近くのホテルに宿泊しました。
ちなみに、今治はやはり自転車乗りの客が多いのか、部屋に自転車を持ち込めたりと、サイクリストに優しいところが多いようです。

2日目も快晴でコンディションは抜群です。
前日の到着が遅かったにも関わらず、夜にお酒飲んだりしてたせいもあって出発は10時前というゆったりスタート。笑

今治⇔尾道の推奨コースには、写真のようなブルーラインがひかれているため、地図などなくても迷わないようになっています。
このあたりもさすがはサイクリストの聖地ですね!

橋は意外と高さがあるので、自転車用に斜度のゆるい登り口が設けられています。

今治と大島をつなぐ来島海峡大橋です。
間に、馬島と武志島があります。

斜度を抑えるためにループしながら上がっていくさまは、まるで自転車版のインターチェンジです。

総延長4.1kmと、この橋だけでもなかなか距離があります。
速さを求めているわけでもないので、途中で止まって景色や写真を楽しみながら進みました。

今回お世話になることはなかったですが、バスも運行しています。
調べると、自転車を載せてくれるものもあるようだったので、全部を走破するのは不安という方でもしまなみを楽しむことができます。

そういえば、2日目は体力差等もあって男女で別行動になったので、男性組は亀老山展望台にチャレンジすることにしました。

大島に上陸したら、看板もこまめに出てるので迷わずたどりつけました。
標高307.8mと、そこまでの高さではないんですが、枠3km登りが延々続くので、ヒルクライム大好き!みたいなわけではない僕としてはなかなかヘビーでした。

ちなみに平均斜度は8~9%くらいらしい……マジか。

地名にかけたわけではないですが、亀のようにノロノロではあるものの、謎の意地で自転車を降りることなく一応最後まで漕いで登り切りました。
思い出すだにしんどい……。

頂上で玉藻塩アイスを食べました。
疲れた体に塩味がおいしいことおいしいこと。

地名の由来?か、亀の石造がありました。

苦労のかいあって、いい景色を拝めました。

展望台というか、なんかの要塞みたいですね。

来島海峡大橋を臨みます。

GWということもあってか、他にも観光客も多く訪れていました。
駐車場もあるので、普通に車で景色を見に来られている方も多かったですね。

せっかくなので自転車も一枚。

下りはブレーキだけ気を配っていれば、非常に快適でした。
すれ違う自転車乗りの方を見ると、同じ苦労を味わったからか自然とあいさつの言葉を交わします。このあたり、登山とかにも通じるものがあるのかもしれませんね、

写真でどこまで伝わるかわかりませんが、なかなかの角度です。

登りの何分の一かの短い時間で山を下り、また景色を楽しみつつ走り始めました。

伯方・大島大橋をわたり伯方島へ。
伯方の塩で有名なあの伯方です。

伯方島の次は大三島。
大三島へ向かう橋は、「大橋」ではなくシンプルに大三島橋。

アーチが独特ですね。

大三島から、続いては生口島へ向かいます。
下の写真が、大三島と生口島を結ぶ多々羅大橋。

そびえたつフォルムが独特でいいですね。

“鳴き龍”が独特でした。“鳴き龍”とは、拍手したり拍子木を打ったりした際に、音が多重反射し、それがあたかも龍が鳴いているように聞こえるという現象で、京都の相国寺とかでも有名ですね。
拍子木も、橋にちゃんと用意されていました。

設計時に意図したわけではなく、完成してみたら偶然発生したみたいです。

この橋がちょうど県境で、こういう表示あると写真撮りたくなりますよね。笑

島の中走っているときにあまり写真撮っていないせいで、橋マニアの紹介ブログみたいになってきましたがww

生口島を抜けて因島に向かう生口大橋。

生口大橋を渡り、因島まで戻ってきました。

行きしなの初日には謎のモアイの写真を紹介しましたが、因島には謎の恐竜もいました。

因島アメニティ公園の「ザウルくん」らしいです。

寄り道しつつまったり走っているうちに、少しずつ日も傾き始め、向島へ渡る因島大橋が見えてきました。

向島に渡って、女性陣2人と合流し、またフェリー(というか渡し船って感じですが)で尾道へ戻ります。

写真はありませんが、この後は広島で温泉入ってごはん食べて、夜中に関西まで帰りました。

ある程度体力使いましたが、最高のコンディションで、気心の知れたメンツでいい旅行が楽しめました♪

 

投稿者: オダ ヤスカズ

昭和最後の秋に生まれた、意外と感覚で生きてる理系男子。 それなりに多趣味。たぶん。 いわゆるSE。でも結構アナログ人間。 基本的にマイペース。

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